イスラエルは、トランプ大統領が彼らに停止を命じる前に、できるだけ多くのパレスチナ人を殺害しようとしているのだろうか?
概略(※免責事項:これは個人的な意見であり、二次的な情報に基づいています。筆者はイスラエルやガザを訪れたことはなく、地域の関係者を個人的に知っているわけではありません。ただし、使用している情報源は信頼できると考えています。本稿は特定の個人・団体を非難したり、扇動したりする意図はありません。あくまで人道的観点からの考察です。)

はじめに
ジェラルド・ポズナーの著書『神の銀行家たち(God’s Bankers)』には、教会がナチスやその他の残虐行為に対して公に非難しなかった事例が複数記されています。何故でしょうか?その理由は明確ではありません。もしかすると、当時のローマ教皇や教会関係者たちは、ヒトラーやムッソリーニのような権力者を刺激することを恐れたのかもしれません。または、政権下で教会の活動が妨げられることを懸念していた可能性もあります。
無力な人々に対する残虐行為を非難しないことが、果たして正当化され得るのでしょうか?教会は平和と正義の味方であるべきではないのでしょうか? 悪を非難するために、声を上げなければならない時があります。 今がその時です。
ハマスへの非難は当然のことですが、私はアントニオ・グテーレス国連事務総長の意見に賛成です。彼は国連安全保障理事会での演説で、ハマスによるイスラエルへの致命的な攻撃を明確に非難すると同時に、「この出来事は何の前触れもなく起きたわけではない」とも述べました。
https://www.bbc.com/news/world-middle-east-67215620
国外追放か、それとも殲滅か?
イスラエルは、トランプが停止を命じる前に、できるだけ多くのパレスチナ人を殺そうとしているのでしょうか?実はこれは理にかなっています。なぜなら、殺すことの方が、100万から200万人の人々を強制退去させるよりも簡単だからです。しかし、そうした行動は深い傷を残し、生き延びたパレスチナの人々の記憶に長く刻まれることになります。
飢餓と言う武器
現在、ガザでは深刻な飢餓状態が発生しています。子どもたちが飢えから命を落としているという報告もあります。食料の搬入は大きく制限されており、イスラエルは国際的な非難が高まったときにのみ、搬入を一部認めているのです。ガザのパレスチナ人が海で漁をすることさえも禁じているのです!まるでイスラエルが海を所有しているかのように!
https://edition.cnn.com/2025/07/27/middleeast/gaza-sea-fish-ban-israel-intl
この飢餓はイスラエルによって仕組まれたものです。
イスラエルとその手先(それを支援する者)は、食料配給所に向かう飢えたパレスチナ人を射殺しています。これは冷酷な殺人です。
https://news.un.org/en/story/2025/07/1165396

国連の報告によれば、5月末以降、ガザにおける食料配布拠点や支援物資輸送ルート周辺で、およそ800人が殺害されています。
イギリスをはじめとする27か国は、支援を求める民間人が犠牲となっていることに対し、「非人道的な殺害」としてイスラエルを非難し、市民の保護と責任追及を求める声明を発表しました。
https://www.bbc.com/news/articles/c4g814gy2e7o
キール・スターマー卿は、支援団体がガザ地区での大規模な飢餓を警告したことを受け、ガザ地区における「言葉では表現できない、弁明の余地のない」人道状況を非難しました。
https://www.bbc.com/news/articles/c62d2gj75dro
大量虐殺
国境なき医師団は「私たちはイスラエルによるジェノサイドを目撃している」と述べています。
https://msf.org.uk/issues/gaza-genocide
また、イスラエルの主要な二つの人権団体が、自国がガザでジェノサイドを行っていると非難しています。
https://www.abc.net.au/news/2025-07-29/israeli-orgs-label-gaza-situation-genocide/105584184
これは悪です。悪。悪。悪。
いや、それ以上に悪い。極悪です。
しかし、それだけではありません。
ガザはしばしば「世界最大の野外刑務所」と呼ばれます。なぜなら、誰も出入りを許されていないからです。でも、それは刑務所に対して少し不公平な表現かもしれません。刑務所においては毎日のように電気や飲み水が突然止められたりするような事はありませんから。
https://merip.org/2015/06/gaza-as-an-open-air-prison
ガザとヨルダン川西岸地区の占領は違法だと読んだことがあります。
イスラエル軍は記者を射殺しています。彼らは自分たちの残虐行為を私たちに知られたくないのです。おそらく、私たちが知らないこともたくさんあるでしょう。
イスラエル軍は病院や学校、教会などを爆撃しています。ハマスのメンバーと疑われる人物が500メートル以内にいたら、そこを攻撃します。当然です。彼らはこれ以上(今以上)の絶好な機会などもう得られないかもしれませんから。
私は今、次のような情報を発見しました:戦争の初期段階において、イスラエル国防軍(IDF)は、低位のハマス容疑者1人につき20人の民間人の死亡を容認する許可を出していました。もしIDFが一人のハマス高官を標的とした場合、民間人の死亡数は100人を超えるほどまで増加する可能性があったのです。
イスラエル軍の攻撃でガザ地区の診療所付近の子供たちが死亡
https://www.japantimes.co.jp/news/2025/07/11/world/israel-gaza-truce-far-off
ハーバード大学の研究で、イスラエルがガザ地区で約40万人のパレスチナ人を「消滅させた」ことが判明、その半数は子供でした。
https://www.hlrn.org/activitydetails.php?id=qG5lZQ==
イスラエル入植者が、親戚を訪ねてヨルダン川西岸に滞在していた米国籍のパレスチナ人を殺害したと、遺族が述べています。
イスラエルの支持者について
アメリカと他のイスラエルの支持国の責任について少し話さなければなりません。アメリカはイスラエルに何十億ドルもの武器を提供しています。
2024年、バイデン政権は報告書を出しました。その中でイスラエルが2023年10月7日以降に「国際人道法上の義務に反する形でアメリカの武器を使用している」事を「合理的に判断できる」と指摘しました。数日後、ホワイトハウスはガザ南部のラファ市に対する攻撃を控え、イスラエルへの大型爆弾の輸送を一時停止すると表明しましたが、その一方で他の軍事支援は続けると付け加えました。バイデン大統領はCNNのインタビューで「ガザで民間人が死亡したのは、それらの爆弾や、イスラエルが人口密集地帯を攻撃するその他の方法による結果である」と述べました。
この「支援」には戦車や大砲の弾、爆弾、ロケット弾、小型銃などが含まれています。イスラエル軍は、監視用ドローンのようなハイテク製品をアメリカの小さな企業から直接購入しているとも言われています。
https://www.cfr.org/article/us-aid-israel-four-charts
トランプ政権は就任以来、イスラエルへの大規模な軍事販売を120億ドル近く承認しています。
ユダヤ教の終焉?
おそらく、このすべての中で最も残念なのは、イスラエルが神に選ばれて、世界に平和と愛のメッセージを広めるはずだったことです。神はイスラエルに十戒を与えました。「汝、殺すなかれ!」
ユダヤ人は何世紀にもわたって迫害され、虐殺されてきました。今は逆に彼らが迫害し、大虐殺を行っているのです。「イスラエルはホロコーストに伴うハロー効果の恩恵を受けています。イスラエルという国家はナチスによる大量虐殺への対応として建国されたからこそ、今度はそのイスラエル政府が大量虐殺を行うという事実を受け入れることは、より困難なのです。当然ながら、どちらか一方が他方を排除するわけではありませんが、イスラエルは認知的不協和の恩恵を受けています。」
https://www.theguardian.com/commentisfree/2025/jul/24/israel-genocide-gaza
アメリカ生まれのラビであり、ウェールズ大学のユダヤ教名誉教授ダン・コーン=シャーボック氏は、もはや大多数のユダヤ人は人類の歴史に介入する摂理的な神を信じていないと述べています。 その代わりに、(厳格な正統派を除き)世界中のますます多くのユダヤ人が、イスラエル国家こそが自らの救いの唯一の希望であると考えるようになっているのです。

パレスチナ人は彼らの兄弟姉妹ですが、彼らはそのことを知りません。